女性誌販売部数No.1(※1)の雑誌「ハルメク」をグループで発行する株式会社ハルメクホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤 孝夫)ハルメク 生きかた上手研究所は、50歳以上の女性(事前調査513名、本調査506名)へのアンケート結果をもとにした「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」の公開を開始します。第一弾は「おすすめしたい紅葉スポット」です。
(※1)日本ABC協会発行社レポート(2022年7月~12月)
【調査概要】
事前調査と本調査に分けて調査を実施。事前調査では「おすすめしたい紅葉スポット」を1名あたり3つまで自由記述で聴取し、回答が多かった紅葉スポットを20個選抜した。本調査では20の紅葉スポットについてそれぞれ7段階で評価を得た。
調査の方法:WEBアンケート
調査の対象:全国50~85歳の女性
調査実施日:事前調査 2023年9月5日(火)~9月7日(木) 本調査 2023年9月22日(金)~9月25日(月)
回答者数 :事前調査 513名 本調査 506名
※本調査は50代、60代、70代以上が均等になるよう再集計した。本文中の回答者数は再集計後の人数。
調査主体 :株式会社ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所
【集計方法】
各紅葉スポットの評価(7段階)に応じて配点し、ランキングを算出した。
[質問] 次の紅葉スポットについて、どの程度「人におすすめしたい」と思いますか。
[配点] とてもすすめたい:100点、すすめたい:85点、まあすすめたい65点、どちらともいえない:50点、あまりすすめたくない:35点、すすめたくない:15点、全くすすめたくない:0点
なお、該当紅葉スポットを「知らない」と回答した方は集計から除外している。
※調査主体の「株式会社ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」と明記をお願いいたします。
【 調査サマリ 】
1位 奥入瀬渓流・十和田湖(青森県・秋田県)
- おすすめの理由は「湖・池・海など水面と紅葉のコントラストが良い」(61.3%)が圧倒的で、20スポット中最も高かった。2位は「歩きながら楽しめる」、3位には「湖や池など水面に映った紅葉を楽しめる」が入り、渓流沿いを散策しながら楽しめる点に魅力を感じる人が多かった。
2位 立山・黒部(富山県・長野県)
- おすすめの理由1位は「山一面が色づくなど紅葉が広範囲にわたる」(55.2%)。2位は「湖・池・海など水面と紅葉のコントラストが良い」、3位は「電車、ロープウェー、リフト、船などの乗り物の中から楽しめる」。乗り物で移動しながら標高の異なる山岳風景を鑑賞できる点が魅力に感じられた。
3位 清水寺・永観堂・南禅寺など洛東エリア(京都府)
- おすすめの理由1位は「神社仏閣など建物と紅葉のコントラストが良い」(73.1%)。2位は「歩きながら楽しめる」、3位には「建物と紅葉、庭など、きれいに整えられた風景を楽しめる」が入った。なお、ランキング4位の「東福寺など洛南エリア(京都府)」、6位「嵐山など洛西エリア(京都府)」、10位「鎌倉(神奈川県)」もおすすめの理由上位3位は同様だった。
人におすすめしたい理由(ランキング TOP3 の理由 5 位まで)
1位 奥入瀬渓流
2位 黒部峡谷
3位 清水寺
【専門家の見解】
ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)
2016年3月から現職。主に年間約900人のシニアを対象にインタビューや取材、ワークショップを実施
知識や経験豊かな50歳以上が薦める紅葉スポット
「今年の秋は長引いた残暑の影響で、紅葉シーズンの到来が例年より遅い。色づきが進むのは、早いところでも9月下旬ごろから」と、日本気象協会は予測していました」。
多少時期がずれても、外出制限のない2023年の秋に心躍る方は多いのではないでしょうか。世代問わず「どこの紅葉・黄葉を見ようか」と計画したり、「見ごろはいつか」をチェックしたりするのは楽しいこと。行き先検討の際、この「50歳からのハルメク世代が薦める紅葉スポットのランキング」をぜひ役立ててもらいたいです。当該世代は50回以上、秋を見聞きして知っています。知識も経験も豊かな人たちが選ぶおすすめ紅葉スポットには説得力があります。
TOP2は「奥入瀬渓流・十和田湖」「立山・黒部」。冬は大雪に覆われるなど高頻度には訪れられないエリアです。圧倒的な大自然で、行った経験がある方は印象に残り、行ったことがない方もテレビなどで見ていつかは行ってみたい場所になっていました。「洛東・洛南・洛西エリアなど京都」の人気も高かったです。歴史的建造物とのコンビネーションがすばらしいと人工美が讃えられました。
自由記述には、「湖・池・海など水面×紅葉」「神社仏閣・庭×紅葉」「空×紅葉」「紅葉×紅葉(山一面の色づき)」「光(木漏れ日など)×紅葉」など、色彩のコントラストを表現した美しい言葉であふれました。自然が織りなす壮大な芸術作品のように紅葉をとらえているのでしょう。
時期や気候によって紅葉の風景は変わります。予期しない偶然との出会いや想定外の発見が感動を呼ぶようです。「長野県もみじ湖。期待もせずふらっと出かけました。近くに住んでいるのに、こんなに美しい紅葉だらけの場所があるのか!と感動(60歳)」「涸沢カール。山を登ってようやく見られる期間限定の見事な紅葉に感動した。何年も夢見た景色(70歳)」といった声も。
紙面に限りがあり、今回は20位までを掲載しました。多くのスポットが挙がったため、ランク外も紹介します。「昭和記念公園」「高源寺」「湖東三山」「永源寺」「寒霞渓」「高台寺」「三千院」「八幡平」「河口湖」「大原」・・このくらいにしておきます。
今年の秋、どこの紅葉を見に足を運びますか。近場もよし、遠出もよし。当ランキングが参考になれば幸いです。
■ハルメク 生きかた上手研究所のシニアリサーチデータは、「ハルメク シニアマーケティングLAB」で掲載しています。
「ハルメク シニアマーケティングLAB」は、ハルメク世代(シニア)を顧客とする企業にとって有益な情報をお届けしている情報サイトです。ハルメクグループが提供する定期購読誌や通販等を通じて得たマーケティングデータや記事、シンクタンク「ハルメク 生きかた上手研究所」の調査レポートなど豊富な情報が満載です。
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