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派遣・契約社員から正社員へ。育児との両立、やりがい……正社員の道を選んだ決め手は?

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ハルメクは中途入社の社員が多く、皆、経歴はさまざまです。その中には派遣や契約社員を経て正社員として働くことになった社員もいます。
今回はそんな二人にインタビュー。経理部のみづきさんと総務部のみのよさんに、正社員の道を選んだ理由や働き方の変化についてお話を聞きました。

写真右が経理部のみづきさん、左が総務部のみのよさん。

タイミングよく出合えたハルメクの求人。働きぶりを認められ、正社員登用へ

(編集部)現在のお仕事の内容と勤続年数を教えてください。

(みづき)本社の経理課で、ハルメクホールディングスとハルメク・エイジマーケティング2社の経理全般、東京のグループ4社の預金管理業務を担当しています。2017年に契約社員として働き、2022年に正社員となったのでトータルで丸7年働いています。

(みのよ)私はハルメクホールディングス大阪で総務部総務課に所属しています。業務内容は総務全般で、グループ全体の総務管理、事業所美化・管理、安全管理なども対応しています。
派遣社員としてハルメクで働き始めたのが2019年、そして2021年に契約社員になり、2023年4月に正社員採用されました。

(編集部)お二人はどういった経緯で、ハルメクで働くことになったのでしょうか?
 
(みづき)前職でも経理の仕事をしていたのですが、育休中に会社が倒産してしまったんです。4月から子どもを保育園に預けていたものの仕事がない状態。園の規定で一定期間無職だと、退園となるため、慌てて仕事を探しました。
そうしたら、タイミングよくハルメクが経理の契約社員を募集していたんです。9時~17時の時短勤務で採用され、その後上司に声をかけてもらい、正社員登用試験を受けることになりました。

(みのよ)私は新卒でIT企業に入社し、14年ほど勤めていました。子どもを二人出産したあともフルタイム勤務を続けていたのですが、残業があるときは子どもたちをファミリーサポートの方に預け、迎えに行くのが21~22時になることもあったんです。
もっと家族との時間を持てるような働き方をしたいと考え始め、子どもたちが小学生のときに退職しました。
前職の所属は営業事務ですが、人事的な業務も担当していました。そこで総務人事業務について勉強する中、職探しをしていたところ、ハルメクの大阪オフィスで総務の派遣求人があり、応募しました。
その後はみづきさんと同じように、上長と部長に声をかけていただき、正社員に……という流れです。

子育てとの両立に欠かせないリモートワーク。平日の学校行事にも参加できる。

(編集部)お二人の仕事ぶりが認められたからこそ、正社員の道が開けたのだと思います。お話を聞くと、転職のきっかけには子育てが大きく関わっていますが、今はどのような働き方をしていますか?

(みのよ)正社員になり業務負担が増えて、両立が大変なときもありますが、フレックス制度とリモートワークに助けられています。特にリモートワークは両立には欠かせないですね。授業参観など、平日に学校行事がある日はリモートワークにして、仕事を中抜けすることもできます。前職のことを思うと、かなり働きやすくなりました。

(みづき)私はほとんど出社しているのですが、子どもがインフルエンザにかかったときなど緊急時は家で仕事をします。
あとは家庭の都合で残業できないときは、18時でいったん仕事を切り上げ、帰宅後に遅れた分を取り戻したりして、融通を利かせて乗り切っています。

(みのよ)もしもハルメクが子育てしにくい環境の職場であったら、正社員になることはなかったでしょうね。職場の雰囲気を直に知ることができるのは、派遣や契約社員のメリットだと思います。

(みづき)それはありますよね。私は契約社員だった2020年、夫の転勤で仙台に引っ越したんです。ちょうど社内のリモート体制が整えられた時期だったので、リモートワークを活用することで退職せずに働き続けることができました。とてもありがたかったですね。

正社員登用試験の社長面接ではこれまでの実績をプレゼンテーション

(編集部)正社員登用試験ではSPI(適性検査)と社長へのプレゼンテーション面接があります。社長面接ではどういったことをお話されたんですか?
 
(みのよ)とりわけ自分が伝えたのはコロナ禍に部内の情報共有化を進めたことです。当時、なかなか部のメンバー全員がそろうことは難しくなってしまったので、誰が不在であっても、課を越えて仕事が回せるように、管理部全体のマニュアルを作成しました。
 これに加えて管理部専用のQAサイトも作り、不明なことがあったら簡単に調べられるようにしたことなどを話しました。

(編集部)プレゼンですから、パワーポイントで作成した資料をスライドで見せながら話していくんですよね。
 
(みのよ)はい。いろいろまとめて、5ページくらいの資料にしてプレゼンしました。
 
(みづき)私も社長面接では、今まで培ってきた経験や経理で行っている業務内容をスライドにしてプレゼンしました。
 あと面接とは関係ないのですが、正社員登用試験と並行して夫と家庭内での役割やルールを話し合いました。正社員になったら平日多忙になるのは目に見えていたので、あらかじめ話し合うことで、協力体制がうまくできたかなと思います。

正社員になると、できることが広がっていくのを実感

(編集部)正社員になってから、仕事面ではどんな変化がありましたか?
 
(みのよ)正社員になり、主体的に対応したり判断したりする業務が増えました。仕事に責任を伴うぶん、発言もしやすくなったと感じます。
 例えば上長に改善点を挙げたり、他部署に対して何かを提案したりするとき、派遣や契約社員だと、自分にそこまで権限があるのか迷います。たとえ伝えたとしても聞いてもらえないこともありますよね。自分から会社に対して、働きかけができるようになったのは大きな違いだと感じています。
 
(みづき)そうですね。私も正社員になったことで、いろいろな部署と交流がしやすくなりました。他部署の方とお話をすることで、発見も多々あります。
 また役割が増えたことで、周囲からより一層声をかけてサポートしてくださるようにもなりました。引継ぎの期間が短いこともあり、正社員になりたての頃はわからないことばかり。だけど、周りのフォローが手厚かったので救われる場面がよくありました。

月末の忙しいときも穏やかに仕事をすすめるみづきさん。

(編集部)ハルメクは中途入社が多いので、年齢問わず、新人の気持ちをわかってもらえる雰囲気がありますよね。
 それでは最後に、今後やりたいことなどを教えてください。
 
(みのよ)総務部では現在、社内におけるAED救命処置の普及のため、全国の拠点で救命講習を行っています。私ともう1人の担当で回っているのですが、いろいろな社員の方と実際にお会いしてお話する機会はとても貴重です。
 各拠点の皆さんと交流して、より働きやすい環境づくりに生かしていきたいですね。
 
(みづき)日々、業務に追われてあっという間に時間が過ぎていると感じています。もっと変えていけるところはあるので、ワークフローを見直し、業務を円滑に進められる環境を整えるのが当面の目標です。
 同時に「これができれば……」という各部署の意見も聞いていきたいですね。事業部の輪を超えて、みなさんが相談しやすい経理部の形を作っていけたらとも思っています。
 
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ハルメクグループでは全国の事業所で多くの人材を募集しています。この記事を読んで、ご興味を持っていただけた方は、併せて採用サイトもご覧ください。
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カメラマン/貴嗣 編集/聡子(ハルイロ) ライター/中澤夕美恵

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