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女性誌販売部数No.1※雑誌として、多くの読者に支持をいただいている「ハルメク」。
ハルメクは、雑誌だけでなく、WEB情報サイト「HALMEK up」や通信販売、講座イベントなど多岐に渡り事業を行っています。
「密着:ハルメクお仕事シリーズ」では、担当業務や1日のスケジュールを深掘りしながら、ハルメクグループで働く社員のリアルな姿をお届けしています。
今回は、ハルメク・エイジマーケティングでクライアントのコンサルティングを担当しているミキさんにお話を伺いました。
※日本ABC協会発行社レポート(2025年1月~6月)
企業とシニアをつなぐエイジマーケティングの役割
所属:株式会社ハルメク・エイジマーケティング 営業局
担当:コンサルティング部
■具体的な仕事内容は?
編集部:ハルメクの事業活動を通じて蓄積したノウハウで、数多くの企業様のマーケティングを支援しているハルメク・エイジマーケティング。まずは全体のメンバーについて教えてください。
ミキさん(以下ミキ):育休中の方も含め40名(男性が12名で女性の方が多め)、20代後半~50代のメンバーが所属しています。クリエイティブプランニング部(制作担当)/メディア営業部/コンサルティング部/生きかた上手研究所と、4部署にわかれていて、私の所属しているコンサルティング部は5名です。
編集部:60代以降のハルメク世代に特化というと、葬儀や介護のような業種が多いのでしょうか?
ミキ:そう思われる方が多いのですが、実はすごく多岐に渡っているんです。食品、化粧品、アパレル、不動産、金融、自治体などなど。ハルメクの中のBtoB(企業間取引)部門として、シニアマーケティングを必要としているさまざまな業界のクライアントの方と日々接しています。
編集部:実際に、どのようなサービスを提供しているんですか?
ミキ:ちょっとイメージしにくいと思うので、2024年度の会社案内を見ながらご説明しますね。
雑誌「ハルメク」やWEB「HALMEK up」などのグループ媒体への広告出稿(メディア販売)、シンクタンクの「ハルメク 生きかた上手研究所」によるリサーチ事業、ソリューション事業などがあります。
私はコンサルティング部として、クライアントの課題をヒアリングし、この3つの事業を組み合わせて提案する営業の仕事をしています。そのほか、受注後の施策の進行や、プロモーション実施後の分析作業まで対応しています。
各部署が垣根を越えて協力しあう
編集部:部署の好きなところについて、ぜひお聞かせください。
ミキ:メリハリをつけて働いているところです! 日々バタバタですが、ランチはみんなで食べに行って神保町グルメを堪能しています(笑)。営業職の方もクリエイティブ職の方も自分を表現することが上手で、週末の推し活話にも聞き入ってしまいます。私はお笑いマニアなので、推しの芸人・囲碁将棋について熱く語り(笑)。とにかく、優しくて、楽しいメンバーが多いです。休みもしっかりととって、メリハリをつけて仕事に臨んでいます!
編集部:楽しさが伝わってきます(笑)。部署間で交流があると、仕事も進めやすそうですね。
ミキ:例えば、新規提案の際に方向性を決めるのに、生きかた上手研究所の方に調査について聞いたり、制作の方に知見を教えてもらったり。すぐ相談できる関係性で協力的な雰囲気があり、働きやすい環境です。
密着!1日の業務の流れ
ミキさんのとある1日~クライアント同時進行バージョン~
編集部:同時に何社も並行して対応しているんですね。
ミキ:この日は、新規の商談に始まり、既存のクライアントの方へプロモーション実施後の数字や成果の報告。年間担当しているクライアントへ、次年度の提案書を作成するなど、クライアント対応の1日でした。
編集部:一人で何社くらい受け持っているのでしょうか?
ミキ:時期によって変わりますが、長期契約の案件が3社、短期(3~4か月)の案件が3社、新規営業中の案件が3社と、合計で約10社を担当しています。
編集部:新規の案件は、どのような流れで決まっていくのですか?
ミキ:コンサルティング部と生きかた上手研究所でチームを作ってBtoB向けのオウンドメディア「シニアマーケLAB」を運用しています。
シニアのデジタル利用実態や、50代以上の女性の健康や美容などのテーマで、生きかた上手研究所が主体となり、グループインタビューやWEB調査を実施。データの分析結果を記事として紹介しています。
またシニアマーケティングウェビナーも開催していて、そのどちらかを見てご連絡をいただく、ということが多いです。
最近だと「日経スペシャル カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」などメディアで発信される情報を見てお問い合わせいただくケースも増えています。
ハルメクの知見×戦略でつかむ新規案件の成功
■分析、診断、戦略立案、実装、PDCA
ミキ:BtoBの営業の経験がなかったので、基本的な提案資料の作り方や営業的な考えを吸収しながら、初めて一人で提案からかかわることになりました。
大手のX社は、携帯用アプリの利用率が極端に低いという課題を抱えていらっしゃり、その解決策としてわかりやすい紙のアプリ取り扱い説明書を制作することに。方向性を決めた後は、制作担当のクリエイティブプランニング部が、実際に内容を考えてデザインします。
ユーザビリティテストをハルメクのモニター組織(通称:ハルトモ)にご協力していただきました。今回は、コンサルティング部が主導して、事前にアンケートを行い10名を選定。私が実際にお電話をかけてご依頼しています。
編集部:ハルメク・エイジマーケティングだからこそできる手法ですね。
ミキ:生きかた上手研究所では年間140件のシニア女性へのインタビューやアンケート行い、潜在的なニーズやリアルな声を探っています。
雑誌「ハルメク」の読者の方やハルトモさんと良い関係を築いてくださっているので、みなさん協力的。そこに加えて、何十年も積み重ねてきた知見と雑誌のブランド力もあり、BtoBに生かされていると感じます。
編集部:実際にテストしてみて、どうでしたか?
ミキ:ここでつまずくんだとか、逆にこれは難しいだろうと思ってたいたことが、実際にはスムーズにできたり。日々そういうギャップに驚き、この仕事の面白いところだなとも思います。
コンサルティングならではのやりがいを感じつつ…MVP受賞!
ミキ:テストを経て、その結果を踏まえながら制作と何度も話し合い、完成した取り扱い説明書は、実際に活用されてから、クライアント様に「とてもわかりやすく、参考になっています」と言っていただいたときは本当にうれしかったです。
「これからもシニアマーケティングする際は、ぜひハルメクさんと一緒にやりたい。次の提案をしてくれませんか」と仰っていただきました。その後は、アプリのダウンロードイベントなどを開催しています。
編集部:複雑な大型案件を見事受注し、2024年度下半期MVPに選ばれたそうですですね!おめでとうございます!
ミキ:ありがとうございます!これからも頑張ります!
ミキさんの仕事にかける思い
編集部:2023年9月にハルメクに転職したミキさん。前職について教えてください。
ミキ:新卒でケーブルテレビの新規獲得などの営業を担当。2社目も法律書や実用書を出している出版社の営業職採用で入社したのですが、蓋を開けたらの宣伝企画部に所属(笑)。そこでシニア女性向けのプロモーションの経験を積んできました。
転職を考える際、出版不況が続く中「書籍を販売する」以外の方法で利益を出している出版社であることを条件に活動をしていました。ハルメクは、出版事業を起点にして、物販、イベント、マーケティング支援などを展開していてまさにピッタリの企業だったんです。
■はじめてBtoB営業に挑戦
ミキ:コンサルティング部は、書籍プロモーションの仕事ではないので迷いもありました。でも、もっとプロモーションの知識を増やし使える知識にしたいと思っていたので、あらゆる業界と接点が持てるBtoB営業に挑戦してみることにしました。
未経験の業務も多かったのでなんとか吸収して、クライアントの皆様のお役に立てるよう、今でも勉強中です!仕事と休暇でメリハリをつけつつ、日々やりがいを持って働けています。
ミキさんの今後のキャリア
■WEBを強化させ、プレシニア施策も
編集部:これから特に力を入れたいテーマを、会社軸・自分軸で教えてください。
ミキ:雑誌「ハルメク」のイメージが強く、会報誌など紙媒体の案件がたくさんあります。ですが、今40・50代の方が60代以降になったとき、よりデジタル施策が重視されるようになるのではないかと思います。
シニアの方も利用が一般化しているLINEをはじめとして、クライアントのマーケティングにおいてのデジタルシフトのご支援を強化していきたいと考えています。
シニアのインサイトを日々調査し、適切なUIUXを設計できることや、「紙の説明書」でデジタル利用をサポートできるのはハルメクならではの強みだと思います。
転職した理由の一つに、幅広い知識を吸収したいという好奇心があります。営業の仕事を通じて知識を身につけ、どんなチームでも活躍できる、そんな存在になりたいです。
ハルメクお仕事シリーズはいかがでしたでしょうか。ハルメクグループでは全国の事業所で多くの人材を募集しています。この記事を読んで、ご興味を持っていただけた方は、採用サイトもぜひご覧ください。
取材・編集/ちか(ハルイロ編集部) ライター/梅津美希
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